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【課税所得】 ボーダーを少し超えても損はしない

皆様こんばんは。

7月末をもって会社を退職することが決定しましたしがないエンジニアです。

今働いているところはSESしかやっていない会社なのですが、私の手元に給料が入ってくるまでに思いっきりお金が引かれてしまっているので辞めることを決心しました。

主に今いるところの社長が差っ引いているんですが、何度給料の交渉をしても一切上げてくれないので、一旦フリーにでもなって稼げるようになろうかな~と。

フリーになるにあたって、勉強したこと、やったほうが良かったことなど記事にしていきます。

既に税金のことやら、失業手当についてやら勉強しているところです。
まず今日始めて知ったこと。

以下の表は課税所得の表です。

※ 課税所得 = 売上-経費-控除

課税所得 税率
195 万円以下 5%
195 万円超 330 万円以下 10%
330 万円超 695 万円以下 20%
695 万円超 900 万円以下 23%
900 万円超 1800 万円以下 33%
1800 万円超 4000 万円以下 40%
4000 万円超 45%

さて、ここでよく勘違いしがちなのが以下です。

A 課税所得 195 万円 B 課税所得 196 万円
195 万円 × 5% = 9.75 万円 196 万円 × 10% = 19.6 万円
195 万円 - 9.75 万円 =185.25 万円 196 万円 - 19.6 万円 = 176.4 万円

195 万円を少し超えるくらいじゃ損じゃん!195 万円を超えるなら思いっきり超えないと損しちゃう!

………あなたはこの間違いがわかりますか?
私は少なくとも今日までこういうふうに思っている人間でした。


累進課税制度というものがあり、超えた分にその税率が適用されるので、上記は間違いです。
なので、正しくは、

A 課税所得 195 万円 B 課税所得 196 万円
195 万円 × 5% = 9.75 万円 195 万円 × 5% = 9.75 万円
1 万円 × 10% = 0.1 万円
195 万円 - 9.75 万円 =185.25 万円 196 万円 - (9.75 万円 + 0.1 万円) = 186.15 万円

となります。

稼げば稼ぐほど純粋に増えるようにはなっているのですね。